作ることの哲学 : 科学技術時代のポイエーシス
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作ることの哲学 : 科学技術時代のポイエーシス
(Sekaishiso seminar)
世界思想社, 2007.3
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ツクル コト ノ テツガク : カガク ギジュツ ジダイ ノ ポイエーシス
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参考文献: p193-200
Description and Table of Contents
Description
テクノロジーの支配は有用性そのものを空疎化させる。カンディンスキーの対象なき絵画、葬送のかたち、ハイデガーの芸術作品論、柳宗悦の道具観。作ることのさまざまなあり方を通して、技術化された世界の奥底に作られざるものの響きを聞く。
Table of Contents
- 第1章 作ることの場所(歴史のなかの作ること;有用性という運命;作ることの場所)
- 第2章 カンディンスキー・内なる響き(ムルナウの青い騎士;対象溶解と三つの美術史研究;美術史研究の基本構図—形而上学という体制;隠すということ;内なる響き;ものの出現—美術史の此岸)
- 第3章 さまざまな死のかたち(色とりどりの生と死;かたちなき死;さまざまな死のかたち;科学技術時代の死;虚構のなかの真理)
- 第4章 作品のなかの自然—ハイデガー・世界と大地(ハイデガー「技術への問い」の行方;『存在と時間』の自然;作品が開く世界;大地の上のかたち)
- 第5章 道具への視線—柳宗悦の場合(道具への視線;用の空間とその外部;柳とハイデガー)
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