郊外の社会学 : 現代を生きる形
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郊外の社会学 : 現代を生きる形
(ちくま新書, 649)
筑摩書房, 2007.3
- タイトル読み
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コウガイ ノ シャカイガク : ゲンダイ オ イキル カタチ
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注記
主要参考文献: p227-231
内容説明・目次
内容説明
団地、ニュータウン、新興住宅地—。戦後日本の「郊外」と呼ばれる社会は、高度経済成長と相関し、都市に付属する空間として作り出された場所である。そこでは住居やライフスタイルまでが商品として購入され、住み続けることのなかにブランド志向が伴われてきた。こうした「郊外」は現代人の宿命でありながらも、その重層性と移ろいやすさゆえに、そこに生きる人びとの欲望や社会構造は、これまで十分に描き出されてこなかった。この本では、郊外生活者としての自身の経験と都市社会学の知見を結びながら、郊外という場所を生み出したメカニズムを考察する。郊外を生きる人びとの生に言葉を与える試み。
目次
- 序章 郊外を生きるということ
- 第1章 虚構のような街
- 第2章 この立場なき場所
- 第3章 郊外を縦断する
- 第4章 住むことの神話と現実
- 第5章 演技する「ハコ」
- 結章 郊外の終わり?
「BOOKデータベース」 より