朝鮮後期の郷吏
著者
書誌事項
朝鮮後期の郷吏
(韓国の学術と文化, 25)
法政大学出版局, 2007.3
- タイトル別名
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The local government functionaries (hyangli) in late Choson dynasty
朝鮮後期의 郷吏
- タイトル読み
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チョウセン コウキ ノ キョウリ
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注記
英文タイトルは標題紙裏による
原著全訂版 (1998年刊) の翻訳
参考文献: p290-300
内容説明・目次
内容説明
朝鮮王朝時代に在地の両班と共に地方行政の実務を担当した郷吏層の実態を郷吏家系の調査をもとに詳細に分析して朝鮮後期の統治体制と地方社会において彼らの果たした重要な役割を再評価し、韓国史の独自の展開を示す。
目次
- 第1章 郷吏集団の家系分化と主導的家系の成長—彰忠祠の建立と居昌・慎氏吏族
- 第2章 郷吏集団による寡頭的運営体制の成立—慶州の郷吏と安逸房
- 第3章 郷吏集団強勢の地域と家系による重層的構造の形成—『安東郷孫事蹟通録』の刊行と安東の郷吏
- 第4章 郷吏集団の儀礼化された反乱としてのタルチュム(仮面劇)公演—邑権の運営原理と邑の祭儀
- 第5章 郷吏集団と両班との関係における身分差別的宗教秩序の確立と身分上昇に対する制約—『居昌慎氏世譜』の刊行と郷吏派の編入
- 第6章 郷吏知識人の成長と両班指向的身分意識の形成—『掾曹亀鑑』の編纂と刊行
「BOOKデータベース」 より