ハイエクの政治思想 : 市場秩序にひそむ人間の苦境

書誌事項

ハイエクの政治思想 : 市場秩序にひそむ人間の苦境

山中優著

勁草書房, 2007.3

タイトル別名

Hayek's political thought : the hidden human predicament in market order

タイトル読み

ハイエク ノ セイジ シソウ : シジョウ チツジョ ニ ヒソム ニンゲン ノ クキョウ

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注記

参考文献: 巻末pvii-xvi

内容説明・目次

内容説明

もはや社会主義なきグローバル化の時代に、われわれはハイエクをいかに読むべきか。自然感情に反する市場秩序では、「無知な人間」は苦境に立たされる。その厳しい現実のなかで、従うべき「自由の規律」とは何か。全体主義批判から自由論、議会改革論まで、ハイエクの「政治思想」がいまこそ重要である。

目次

  • 序章 なぜ今ハイエクか?
  • 第1章 全体主義批判—“市場さもなくば隷従”
  • 第2章 自由論—義務論と帰結主義の間で
  • 第3章 文化的進化論と議会制改革論—市場秩序を脅かす反市場的な自然感情
  • 第4章 自生的秩序と政治権力—その現代的含意
  • 終章 市場原理復権の理想と現実—とくに日本の場合
  • 補論1 ハイエクにおけるマルクスの軽視をめぐって
  • 補論2 文化的進化論の批判的継承をめぐって—その近年の動向についての素描

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA81378012
  • ISBN
    • 9784326153909
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vii, 284, xvip
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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