書誌事項

市民社会と法 : 変容する日本と韓国の社会

棚瀬孝雄編著

(Minerva人文・社会科学叢書, 122)

ミネルヴァ書房, 2007.4

タイトル別名

市民社会と法 : 変容する日本と韓国の社会

タイトル読み

シミン シャカイ ト ホウ : ヘンヨウ スル ニホン ト カンコク ノ シャカイ

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注記

参考文献: 章末

収録内容

  • 市民社会と法化社会 / 棚瀬孝雄 [執筆]
  • 国民国家の超国家化と市民権/出入国談論 : 韓国の在外同胞政策を中心に / 李喆雨 [執筆]
  • 国際化の中の日本社会 : 人の国際移動と外国人問題 / 広渡清吾 [執筆]
  • NPOと市民社会 : 特定非営利活動促進法の社会的インパクト / 阿部昌樹 [執筆]
  • 現代韓国立法に対する法社会学的分析 : 現代の韓国における立法の諸特徴 / 李相泳 [執筆]
  • アジア市民社会における家族とジェンダー : 「第2の近代」の岐路 / 落合恵美子 [執筆]
  • 既婚就業女性の隠された「二重役割」 : 母性政策関連法を中心として / 梁鉉娥 [執筆]
  • 関係的資源としての弁護士 : 司法制度改革後の弁護士像 / 和田仁孝 [執筆]
  • 刑罰をめぐる権利の言説 : 市民たりえない個人 / 河合幹雄 [執筆]
  • 法治と分権 : 司法集権的構造の限界と三つの提案 / 李国運 [執筆]
  • 比較社会・文化的文脈からみた司法積極主義と司法消極主義 : 一つの探索 / 崔大権 [執筆]
  • 市民社会の展開の中の日韓司法改革 : 「司法の民主化」と「開かれた司法」の間 / 馬場健一 [執筆]
  • 韓国における「ロースクール」論議 / 金昌禄 [執筆]
  • 陪審員の意思決定過程に関する実証研究 : 韓国初の模擬陪審裁判の事例分析 / 金尚遵 [執筆]
  • 裁判員制度の機能化 : 市民参加のための言語分析 / 大河原眞美 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

現在、日韓両国において、グローバル化に対応した社会の再編をめざし積極的な法改革が行われている。それは、人が自己の責任で行為し、また統治にも主体意識をもって参加する、そうした市民からなる社会を構築しようというものである。本書では、日韓の第一線で活躍する執筆陣により、その本来の意図がどこまで実現されているのかを探り、これからの市民からなる社会構築のあり方を検討する。

目次

  • 市民社会と法化社会
  • 第1部 市民社会の諸相(国民国家の超国家化と市民権/出入国談論—韓国の在外同砲政策を中心に;国際化の中の日本社会—人の国際移動と外国人問題;NPOと市民社会—特定非営利活動促進法の社会的インパクト;現代韓国立法に対する法社会学的分析—現代の韓国における立法の諸特徴 ほか)
  • 第2部 政治と司法改革(法治と分権—司法集権的構造の限界と三つの提案;比較社会・文化的文脈からみた司法積極主義と司法消極主義—一つの探索;市民社会の展開の中の日韓司法改革—「司法の民主化」と「開かれた司法」の間;韓国における「ロースクール」論議 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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