謎解き広重「江戸百」
著者
書誌事項
謎解き広重「江戸百」
(集英社新書, ヴィジュアル版 ; 004V)
集英社, 2007.4
- タイトル別名
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謎解き広重江戸百
広重「江戸百」 : 謎解き
- タイトル読み
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ナゾトキ ヒロシゲ エドヒャク
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注記
年表, 地図, 絵索引: p[221]-254
内容説明・目次
内容説明
広重の有名な『名所江戸百景』、略して『江戸百』。絵葉書などで今でも大人気の、ご存知江戸浮世絵風景画のシリーズ。だが、実はこれは、単なる名所の紹介ではなく、ある意図を巧妙に隠し入れたジャーナリスティックな連作だったのだ。本書があぶり出すのは、安政の大地震から復興する江戸庶民の喜怒哀楽、そして安政の大獄や明治維新へとつながっていく江戸末期の社会の姿。豊富な資料を基に新説を打ち出した、著者一世一代の作。巻末には本邦初、制作月順の絵索引で全一二〇点を一挙掲載。
目次
- 1 『江戸百』とは(『江戸百』とは;薙髪の意味 ほか)
- 2 安政江戸地震と広重を取り巻く人々(黒船来航で「世上物騒」;「世上物騒」で不景気 ほか)
- 3 謎解きのひな型(残暑の雪はなぜ?「浅草金龍山」;場所性と場所の感覚 ほか)
- 4 謎解き(絵の制作とできごと;なぜ巻頭に?「日本橋雪晴」 ほか)
- 5 あらためて『江戸百』とは(なにげなさの裏にひそむ謎;なにげない風景の謎 ほか)
「BOOKデータベース」 より