声と顔の中世史 : 戦さと訴訟の場景より

書誌事項

声と顔の中世史 : 戦さと訴訟の場景より

蔵持重裕著

(歴史文化ライブラリー, 231)

吉川弘文館, 2007.5

タイトル読み

コエ ト カオ ノ チュウセイシ : イクサ ト ソショウ ノ ジョウケイ ヨリ

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内容説明・目次

内容説明

名告、詞戦い、聞き逃げ、悪態祭り、「おらぶ」、売り声…。歴史の中で言葉はいかに発せられ、それはどのような働きをしたのか。訴訟や合戦での名のり、神仏への叫びなどを事例に再現。顔を隠す意味、詞の持つ力などを検証して、文字史料には残らなかった口頭伝達の世界に迫る。

目次

  • 歴史の中の詞—プロローグ
  • 訴の場景(古代の訴;中世の訴の場景)
  • 声・詞の力と民俗(群衆の詞と平家のおそれ;詞の民俗)
  • ことばと文書の共生(声から文字へ、耳から文書へ;書から詞・耳へ)
  • 顔はものをいう(顔と音声;顔を隠す;対面の民俗)
  • 音声と文字、顔と平和—エピローグ

「BOOKデータベース」 より

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