黄金と生命 : 時間と錬金の人類史
著者
書誌事項
黄金と生命 : 時間と錬金の人類史
講談社, 2007.4
- タイトル読み
-
オウゴン ト セイメイ : ジカン ト レンキン ノ ジンルイシ
大学図書館所蔵 件 / 全132件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p[461]-[476]
内容説明・目次
内容説明
農耕、神話、宗教、哲学、科学、国家、貨幣…限りある命を乗り越えるための技と知=錬金術の軌跡を追い、一万年以上、魂を突き動かした光源=「万物の王」の正体に迫る。人類史を読み解く壮大なオデッセイ。
目次
- プロローグ 黄金を射ぬく、または金属人類史
- 第1部 黄金の夜・金属篇—「生命時間に協力する」農耕民へ(生命体としての金属—神話のなかの冶金術;「万物の王」の発見—大地から誕生する最強の王;「黄金の胎児」と農耕革命—女神と男権の戦火を超えて;農耕民のニュートンたち—「時間に協力する」知と技の誕生)
- 第2部 黄金の夜明け・錬金術篇—「生命時間を支配する」医者へ(時間を加速する技=冶金術—死に涙したアダムと金属民の溶鉱炉;『聖書』とギリシアの「知」の光—蛇、ヘルメス、イオニア派、アリストテレス;エジプトとイスラムの仲立ち—アレクサンドリア、グノーシス、イスラム;ヨーロッパ錬金術の誕生—金属と人間の「生命時間の統一」)
- 第3部 黄金の真昼・貨幣篇—「生命時間を克服する」経済人へ(巨龍の近代国家は黄金を求める—再来したリヴァイアサン;『ファウスト』と紙幣—「想像の黄金」の近代;貨幣の魔術—未来という担保;「万物の王=黄金」のゆくえ—生命なき金属、または聖なるものの成就)
- エピローグ 「時間の聖劇」と眠りについた黄金
「BOOKデータベース」 より