書誌事項

「あいまいさ」を科学する

米沢富美子著

(双書時代のカルテ)

岩波書店, 2007.5

タイトル別名

あいまいさを科学する

タイトル読み

アイマイサ オ カガク スル

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内容説明・目次

内容説明

「日本人は「あいまい」か」という問いに対する答は、はっきり「イエス」のようだ。…「あいまい」を否定するというよりは、むしろ愛おしむ傾向が多くみられる。善か悪か、真か偽か、是か非か、一か〇か、といった西洋的な二元論で物事の価値を決めてしまうのではなく、どちらともつかない答を再評価しようとする動きが読み取れる。…ファジィ理論、不確定性原理、散逸構造…「人間の顔をした科学」入門。

目次

  • 第1章 そもそも「あいまい」って何だろう—“多義性”「あいまい」は曖昧に使われてきた
  • 第2章 境界が「あいまい」—“漠然性”何歳からが「おばさん」か
  • 第3章 「あいまい」を制御する—“多値性”コンピュータを使いやすくする
  • 第4章 「あいまい」でない科学論—“必然性”時計仕掛けの世界
  • 第5章 「あいまい」な未来—“蓋然性”それでも宝くじを買うか
  • 第6章 「あいまい」にしか調べられないミクロの世界—“不確定性”世界観が変わる
  • 第7章 「あいまい」から秩序が出現する—“多様性”不可逆性が生命を産み出した
  • 第8章 「あいまい」に始まって「あいまい」に終わる—“不可知性”宇宙の前に時間があったか

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA81739868
  • ISBN
    • 9784000280822
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xvii, 115p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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