「あいまいさ」を科学する
著者
書誌事項
「あいまいさ」を科学する
(双書時代のカルテ)
岩波書店, 2007.5
- タイトル別名
-
あいまいさを科学する
- タイトル読み
-
アイマイサ オ カガク スル
大学図書館所蔵 件 / 全215件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
「日本人は「あいまい」か」という問いに対する答は、はっきり「イエス」のようだ。…「あいまい」を否定するというよりは、むしろ愛おしむ傾向が多くみられる。善か悪か、真か偽か、是か非か、一か〇か、といった西洋的な二元論で物事の価値を決めてしまうのではなく、どちらともつかない答を再評価しようとする動きが読み取れる。…ファジィ理論、不確定性原理、散逸構造…「人間の顔をした科学」入門。
目次
- 第1章 そもそも「あいまい」って何だろう—“多義性”「あいまい」は曖昧に使われてきた
- 第2章 境界が「あいまい」—“漠然性”何歳からが「おばさん」か
- 第3章 「あいまい」を制御する—“多値性”コンピュータを使いやすくする
- 第4章 「あいまい」でない科学論—“必然性”時計仕掛けの世界
- 第5章 「あいまい」な未来—“蓋然性”それでも宝くじを買うか
- 第6章 「あいまい」にしか調べられないミクロの世界—“不確定性”世界観が変わる
- 第7章 「あいまい」から秩序が出現する—“多様性”不可逆性が生命を産み出した
- 第8章 「あいまい」に始まって「あいまい」に終わる—“不可知性”宇宙の前に時間があったか
「BOOKデータベース」 より