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論壇の戦後史 : 1945-1970

奥武則著

(平凡社新書, 373)

平凡社, 2007.5

タイトル読み

ロンダン ノ センゴシ : 1945 1970

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注記

参考文献: p255-258

関連年表: p259-263

内容説明・目次

内容説明

戦後の日本は「悔恨共同体」から始まった。終戦直後、清水幾太郎らが作った二十世紀研究所には林健太郎、丸山眞男、福田恆存など、その後立場を異にする人たちが集まっていた。以後、彼らが活躍する舞台となる論壇誌は、いかなる問題を、どのように論じてきたのか。論壇が存在感を持っていた時代を鮮やかに描き、「戦後」に新たな光をあてる。

目次

  • 序章 一九八八年八月一二日、四谷霊廟
  • 第1章 「悔恨共同体」からの出発—二十世紀研究所のこと
  • 第2章 「総合雑誌」の時代—『世界』創刊のころ
  • 第3章 天皇・天皇制—津田左右吉と丸山眞男
  • 第4章 平和問題談話会—主張する『世界』
  • 第5章 『世界』の時代—講和から「六〇年安保」へ
  • 第6章 政治の季節—「六〇年安保」と論壇
  • 第7章 高度成長—台頭する現実主義
  • 第8章 『朝日ジャーナル』の時代—ベトナム戦争・大学騒乱
  • 終章 「ポスト・戦後」の時代—論壇のゆくえ
  • 補章 戦後「保守系・右派系雑誌」の系譜と現在

「BOOKデータベース」 より

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