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死を想う : われらも終には仏なり

石牟礼道子, 伊藤比呂美著

(平凡社新書, 371)

平凡社, 2007.5

Title Transcription

シ オ オモウ : ワレラ モ ツイ ニワ ホトケ ナリ

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Description and Table of Contents

Description

寝たきりの母を持つ詩人は、死とはどういうものか知りたかった。他の人にあけすけに聞けない、「でも石牟礼さんなら」。これまで多くの苦しみと死を見つめてきた作家は、切実なことをぐさりと言われたような気がした。こうして十二月の穏やかな日、二人は語りはじめた。老いと病、介護・看護、家族の死、さらには『梁塵秘抄』。そして「いつかは浄土へ」という祈りに至る安らぎの対話。

Table of Contents

  • 第1章 飢えと空襲の中で見たもの(パーキンソン症候群—読めなくなる、書けなくなる;声が出なくなるかもしれない ほか)
  • 第2章 印象に残っている死とは(祖母の死;あの世は「良か所」 ほか)
  • 第3章 それぞれの「願い」(『あやとりの記』—流々草花;お経はどこで習いましたか ほか)
  • 第4章 いつかは浄土へ参るべき(『梁塵秘抄』を飛び飛びに読む;「我等も終には仏なり」 ほか)

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Details

  • NCID
    BA81862999
  • ISBN
    • 9784582853711
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    211p
  • Size
    18cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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