失われた民主主義 : メンバーシップからマネージメントへ
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書誌事項
失われた民主主義 : メンバーシップからマネージメントへ
慶應義塾大学出版会, 2007.9
- タイトル別名
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Diminished democracy : from membership to management in American civic life
- タイトル読み
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ウシナワレタ ミンシュ シュギ : メンバーシップ カラ マネージメント エ
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内容説明・目次
内容説明
パットナムのソーシャルキャピタル論や、サンデルのコミュニタリズムと問題意識を共有しつつも、彼らの議論を「スナップショット」的と指摘する著者が、「長期にわたる市民の歴史」を物語の主人公にすえてアメリカ民主主義の変容を検証。19世紀初頭の草の根民主主義の興隆から、9.11以降の衰退へと至る市民社会の来歴とその変貌を丹念に探り、市民や市民団体が公共政策の問題に積極的に関わろうとする意識が、政治制度上の問題によって低下していく現象を市民のメンバーシップから会員のマネージメントへの変化と読み解く。アメリカにおける民主主義の現在を、歴史社会学界の泰斗シーダ・スコッチポルが鮮やかに説き起こす新古典。
目次
- 第1章 ウォレン・ダージンの墓石—アメリカにおける草の根民主主義
- 第2章 いかにして合衆国は市民共同体となったのか
- 第3章 結社好き、組織者、市民
- 第4章 メンバーシップからマネージメントへ
- 第5章 なぜ市民生活は変化したか
- 第6章 我々は何を失ったのか
- 第7章 アメリカ市民社会の再構築に向けて
「BOOKデータベース」 より