ひきこもりの「ゴール」 : 「就労」でもなく「対人関係」でもなく
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ひきこもりの「ゴール」 : 「就労」でもなく「対人関係」でもなく
(青弓社ライブラリー, 49)
青弓社, 2007.9
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ひきこもりのゴール : 就労でもなく対人関係でもなく
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ヒキコモリ ノ「ゴール」:「シュウロウ」デモ ナク「タイジン カンケイ」デモ ナク
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Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
367.68||I76110014325
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Description and Table of Contents
Description
「仲間をつくれ」「働け」。的はずれを含めた多くの批判にさらされ、「回復」へと駆り立てられるひきこもりの“当事者”たち。対人関係の獲得や就労の達成という「社会参加」とそうすることの意味のはざまで、「なぜ働くのか/なぜ生きるのか」と彼/彼女らが抱いている不安や焦燥を、聞き取り調査をとおして描き出す。そして、「自己防衛戦略」や「存在論的不安」などの視点から、“当事者”たちにとって「ひきこもる」とはどのような経験なのかを浮き彫りにする。必要なのは“当事者”に共感することではなく、むやみに「回復」をめざさせるのでもなく、彼/彼女たちを理解することだと主張・提言する社会学の成果。
Table of Contents
- 第1章 問題意識—フィールドでの経験から
- 第2章 「ひきこもり」の社会的文脈
- 第3章 自己防衛戦略としての「ひきこもり」
- 第4章 自己を語るための語彙の喪失としての「ひきこもり」
- 第5章 人生における危機/転機としての「ひきこもり」
- 第6章 問うという営みとしての「ひきこもり」
- 第7章 生きていくことを覚悟する
- 第8章 「ひきこもり」再考
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