異邦の記憶 : 故郷・国家・自由
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書誌事項
異邦の記憶 : 故郷・国家・自由
晶文社, 2007.10
- タイトル別名
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異邦の記憶 : 故郷国家自由
- タイトル読み
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イホウ ノ キオク : コキョウ・コッカ・ジユウ
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内容説明・目次
内容説明
『「国語」という思想』(サントリー学芸賞)以来11年の思考を集成した、渾身の文学・政治論。境界を生きる人々の声に耳を澄まし、民族差別の「いま」を問いなおす。
目次
- 序—世界の関節を脱臼させる方法
- 1 文学者たちの終わりなき彷徨(アジアの植民地から読むアルベール・カミュ;虚無から夢へ—『狂躁曲』をめぐって;ことばの深淵より—李良枝への鎮魂 ほか)
- 2 人間にとって自由は「重荷」か?(「雑居」への恐怖—近代日本の他者認識;民族差別と教育—ステレオタイプと「間の存在」;戦争という罠—現代日本の精神土壌 ほか)
- 3 越境という思想を辿りなおす(境界線上の知性—アイザック・ドイッチャー『非ユダヤ的ユダヤ人』;関係項としての「日本」—李孝徳『表象空間の近代』;「非戦」の連鎖—山室信一『日露戦争の世紀』 ほか)
「BOOKデータベース」 より