欲望する脳
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書誌事項
欲望する脳
(集英社新書, 0418G)
集英社, 2007.11
- タイトル別名
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欲望する脳
- タイトル読み
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ヨクボウ スル ノウ
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内容説明・目次
内容説明
人は誰もが欲望に突き動かされて生きている。社会も、ますます人の欲望を反映したものとなりつつある。では、欲望と欲望がぶつかり合うとき何が起こるのか。人は自らの欲望と、どう付き合いながら生きればよいのか。孔子が論語で述べた、「自分の心の欲する所に従っても倫理的規範から逸脱しない(七十而従心所欲、不踰矩)」境地とは?欲望をめぐるさまざまな思考から、私たち人間の本質に迫る。人気脳科学者が具体例を挙げながらしなやかに論じる決定的論考。
目次
- 心の欲する所に従うこととは?
- 欲望に潜む脆弱性
- 意識ある存在にとっての倫理
- 主語に囚われずに考える
- 個別と普遍
- 現代の野獣たち
- 現代の多重文脈者たち
- 子供であることの福音
- 「精しさ」に至る道筋
- 私の欲望は孤立しているのか?
- デジタル資本主義時代の心の在処
- 人間らしさの定義
- 夢の中でつながっている
- 欲望の終わりなき旅
- 容易には自分を開かず
- 近代からこぼれ落ちた感情
- 不可能を志向すること
- アクション映画とサンゴの卵
- 欲望と社会
- 一回性を巡る倫理問題
- 魂の錬金術
- 生を知らずして死を予感する
- 学習依存症
- 一つの生命哲学をこそ
「BOOKデータベース」 より