日本人の「わたし」を求めて : 比較文化論のすすめ
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日本人の「わたし」を求めて : 比較文化論のすすめ
新曜社, 2007.11
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日本人のわたしを求めて : 比較文化論のすすめ
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ニホンジン ノ ワタシ オ モトメテ : ヒカク ブンカロン ノ ススメ
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Description and Table of Contents
Description
日常の挨拶から庭園、絵画、仏像、武術、宗教まで、西欧文化との比較から浮かび上がる日本人の“わたし”を具体例で解明。
Table of Contents
- 第1章 日本文化と西欧文化における視点のありかたの違い—桂離宮の庭園とヴェルサイユ宮殿の庭園
- 第2章 見ることについて—“わたし”はどこにいるか
- 第3章 “わたし”は世界の外にでる、“わたし”は世界のなかを動く—ルネサンスの透視画法と日本の伝統的絵画
- 第4章 日本人の“わたし”のありかた—挨拶と自称詞(対称詞)について
- 第5章 世界の外にでた“わたし”には世界の内部が見えなくなる—仏像のまなざしについて
- 第6章 日本の伝統武術における“わたし”の行方—弓術と剣術(オイゲン・ヘリゲル、宮本武蔵、柳生宗矩、沢庵)
- 第7章 “わたし”のありかたと宗教は対応している—キリスト教と仏教(ケルン大聖堂と浄瑠璃寺)
- 第8章 神に支えられた“わたし”、自然のなかに溶けこんでいる“わたし”—キリスト教の「神の眼」と日本の「見れば…見ゆ」
- 補論 デカルトと西田幾多郎(“わたし”は世界の外に確固不動の一点として存在する—デカルト;“わたし”は純粋経験のなかに没している—西田幾多郎)
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