身体資源の共有
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身体資源の共有
(資源人類学 / 内堀基光総合編集, 09)
弘文堂, 2007.12
- タイトル読み
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シンタイ シゲン ノ キョウユウ
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注記
その他の執筆者: 石原理ほか
参考文献: 各論末
内容説明・目次
内容説明
人的資源、とりわけ資源としての人間身体—身体を資源=手段として捉え、その主体的側面と物的側面の双方を、狩猟、牧畜、職人労働、芸能などの実践面で比較しつつ、象徴系と生態系の相互作用のなかで解明する。
目次
- 序 身体資源の共有
- 1 生成(からだの資源性とその拡張—生態人類学的考察;生活世界の資源としての身体—カナダ・イヌイトの生業にみる身体資源の構築と共有;狩り=狩られる経験と身体配列—グイの男の談話から)
- 2 継承(手指を使って土器をつくる—エチオピア西南部アリ女性職人による身体技法;歌舞が儀式的なものとなる機構—西浦田楽に見られる「離脱」と「放置」)
- 3 変容(「糞肛門」の出現—マッサージ、身体の資源化・資源の身体化の現場から;複数化する間身体—現代ケニアのムンギキ・セクトを事例として)
- 4 漂流する自己(家族形成資源としての配偶子の空間的・時間的トランスファー;国際養子縁組におけるアイデンティティの問題—スウェーデンの場合;資源の放棄)
「BOOKデータベース」 より