書誌事項

身体資源の共有

菅原和孝責任編集

(資源人類学 / 内堀基光総合編集, 09)

弘文堂, 2007.12

タイトル読み

シンタイ シゲン ノ キョウユウ

大学図書館所蔵 件 / 235

この図書・雑誌をさがす

注記

その他の執筆者: 石原理ほか

参考文献: 各論末

内容説明・目次

内容説明

人的資源、とりわけ資源としての人間身体—身体を資源=手段として捉え、その主体的側面と物的側面の双方を、狩猟、牧畜、職人労働、芸能などの実践面で比較しつつ、象徴系と生態系の相互作用のなかで解明する。

目次

  • 序 身体資源の共有
  • 1 生成(からだの資源性とその拡張—生態人類学的考察;生活世界の資源としての身体—カナダ・イヌイトの生業にみる身体資源の構築と共有;狩り=狩られる経験と身体配列—グイの男の談話から)
  • 2 継承(手指を使って土器をつくる—エチオピア西南部アリ女性職人による身体技法;歌舞が儀式的なものとなる機構—西浦田楽に見られる「離脱」と「放置」)
  • 3 変容(「糞肛門」の出現—マッサージ、身体の資源化・資源の身体化の現場から;複数化する間身体—現代ケニアのムンギキ・セクトを事例として)
  • 4 漂流する自己(家族形成資源としての配偶子の空間的・時間的トランスファー;国際養子縁組におけるアイデンティティの問題—スウェーデンの場合;資源の放棄)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ