イスラーム農書の世界
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イスラーム農書の世界
(世界史リブレット, 85)
山川出版社, 2007.12
- タイトル読み
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イスラーム ノウショ ノ セカイ
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注記
参考文献: p81-82
内容説明・目次
内容説明
中東イスラーム世界では、中国や日本よりも多くの種類の農書が書かれた。土壌の選定からはじまり、地域の事情にあわせて、穀物、野菜、果樹、ハーブなどの栽培法が詳細に書かれた農書は、乾燥地の農業のあり方、塩害などの環境変化への対応法、都市と周辺世界の食糧生産の状況を、われわれによく伝えてくれる。農書や農書の写本をつうじて、事件史とは違う、ゆっくりと変化する歴史の姿をみなおしてみよう。
目次
- 文字文化・非文字文化と農書
- 1 農書の成立ち
- 2 農書を読む
- 3 乾燥地と乾燥地農業
- 4 農書から広がる世界
- 5 農書写本の世界
「BOOKデータベース」 より