「国語」入試の近現代史
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書誌事項
「国語」入試の近現代史
(講談社選書メチエ, 405)
講談社, 2008.1
- タイトル別名
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国語入試の近現代史
- タイトル読み
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「コクゴ」ニュウシ ノ キンゲンダイシ
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内容説明・目次
内容説明
国語入試のなかでも、とりわけ「現代文」という科目は、読解力を問わねばならないため、つねに、客観性と公平性をどう実現するかという難問にさらされてきた。高等学校の共通試験に現代文が定着した大正期から、戦前期を経て、戦後民主主義、小林秀雄と天声人語のブーム、そして共通一次、マークシート化に至るまで、入試問題はどのように国民の言葉=国語を規定してきたのか。その歴史的な文脈を明らかにする力作。
目次
- 第1章 入試現代文前史
- 第2章 入試現代文のはじまり
- 第3章 帝国大学の入試現代文
- 第4章 「読む」とはどういうことか
- 第5章 日本精神の発揚と国文学の急成長
- 第6章 戦後民主主義教育のなかの入試現代文
- 第7章 「傾向と対策」の登場—予備校と「蛍雪時代」
- 第8章 「客観」幻想の果て—マークシート化をめぐる言説
「BOOKデータベース」 より