現代ネイティヴ・アメリカン小説 : 描きなおされる「インディアン」

書誌事項

現代ネイティヴ・アメリカン小説 : 描きなおされる「インディアン」

馬場美奈子著

英宝社, 2008.1

タイトル別名

現代ネイティヴアメリカン小説 : 描きなおされるインディアン

現代ネイティヴ・アメリカン小説 : 描きなおされる「インディアン」

タイトル読み

ゲンダイ ネイティヴ アメリカン ショウセツ : エガキナオサレル インディアン

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注記

参考文献: p307-326

内容説明・目次

内容説明

混血性を内包しつつネイティヴ共同体に繋がったダイナミックなアイデンティティを表象する現代アメリカ先住民小説。抵抗と生き残りの物語を語る多様なテクストを、口頭伝承の手法や歴史感覚を分析しながら読み解く。

目次

  • 第1部 息子の帰郷と再生(N・スコット・ママデイの『夜明けの家』におけるアイデンティティ喪失と故郷回帰;病、癒し、物語—レスリー・マーモン・シルコウの『儀式』;甦る神話とアイデンティティ探求—N・スコット・ママデイの『いにしえの子供』 ほか)
  • 第2部 母娘年代記とアイデンティティ探求(母たちの物語と娘の自己探求—ベティ・ルイーズ・ベルの『月の中の顔』;歴史、環境、再生—リンダ・ホーガンの『陽光の嵐』;リンダ・ホーガンの『パワー』におけるエコフェミニズムとポストコロニアリズム ほか)
  • 第3部 歴史再構築とサバイバンス(抑圧と抵抗の多元的物語—レスリー・マーモン・シルコウの『死者の暦』;歴史の改変、物語の創出—ジェラルド・ヴィズナーの『コロンブスの跡継ぎ』;歴史の書き直しと主体の表象—レスリー・マーモン・シルコウの『砂丘の庭』 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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