観音浄土に船出した人びと : 熊野と補陀落渡海

書誌事項

観音浄土に船出した人びと : 熊野と補陀落渡海

根井浄著

(歴史文化ライブラリー, 250)

吉川弘文館, 2008.3

タイトル別名

観音浄土に船出した人びと

タイトル読み

カンノン ジョウド ニ フナデ シタ ヒトビト : クマノ ト フダラク トカイ

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内容説明・目次

内容説明

補陀落渡海とは何か。観音菩薩が住む南方の浄土=補陀落世界を目指し、現身を舟形の棺に納めて大海原に船出した人びとがいた。宣教師の記録や絵画史料、渡海船の構造から、「南方往生」と補陀落渡海の世界観を解き明かす。

目次

  • 補陀落渡海—プロローグ
  • 熊野への旅(蟻の熊野詣;平維盛の入水往生;熊野の補陀落渡海)
  • 補陀落渡海した人びと(補陀洛山寺の渡海上人;智定坊の補陀落渡海;実勝坊の補陀落渡海;日秀上人の補陀落渡海;高海上人の補陀落渡海)
  • 補陀落渡海の遺跡(四国の補陀落渡海;九州の補陀落渡海;日本海の補陀落渡海)
  • 宣教師が見た補陀落渡海(外国文献の補陀落渡海;宣教師たちの書簡;キリスト教の伝来と補陀落渡海)
  • 補陀落渡海の絵画(那智参詣曼荼羅;補陀落渡海図の絵解き;補陀落渡海船の構造)
  • 青海原への憧憬—エピローグ

「BOOKデータベース」 より

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