朝鮮後期漂流民と日朝関係
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朝鮮後期漂流民と日朝関係
(韓国の学術と文化, 27)
法政大学出版局, 2008.2
- タイトル別名
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Drifter of Chosun-dynasty the latter Tem period and relationship between Korea-Japan
朝鮮後期 漂流民과 韓日關係
- タイトル読み
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チョウセン コウキ ヒョウリュウミン ト ニッチョウ カンケイ
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注記
欧文タイトルは標題紙裏による
原著(国学資料院, 2000)の翻訳
参考文献: p309-316
内容説明・目次
内容説明
本書では、膨大な対馬藩政史料などを読み解き、近世日朝間に生じた漂流問題、漂流民送還を実務的に担った対馬藩と朝鮮・東莱府役人との外交折衝の実態を追究する。前近代における両国沿岸部の漁民・海民らの遭難・漂流・漂着・送還をめぐり、民衆レベルでの接触・交流および日朝の外交交渉はいかに行われたか、その困難かつ複雑な問題を解決する過程を通じて、「漂流民送還体制」と「善隣友好」の実態、近世日朝関係史の実像に迫る労作。本書はまた、日本の中世史・近世史研究における近年の動向に呼応し、その成果を踏まえ、学問的交流を実らせた業績でもある。
目次
- 第1部 朝鮮後期漂流民送還体制と日朝交隣(朝鮮前期、漂流・漂着に対する朝鮮の認識と漂流民送還;朝鮮後期、沿岸住民の日本漂着と朝鮮の対応;朝鮮後期、漂流民送還体制と対日関係;朝鮮後期、日本人の朝鮮漂着と送還;開港前期における日本の政治的変動と漂流民送還体制の変質)
- 第2部 朝鮮後期漂流民送還をめぐる日朝交渉と交隣の実態(一六八二年の漂流民「順付」送還実施と対馬藩;一七三六年、日本漂船に対する「雑物」支給と日朝交渉経路の変更;日本における朝鮮人漂流民送還事故と「善隣友好」の実態)
「BOOKデータベース」 より