戦後日本産業界の大学教育要求 : 経済団体の教育言説と現代の教養論 Educational demands from industry toward universities in the postwar Japan

書誌事項

戦後日本産業界の大学教育要求 : 経済団体の教育言説と現代の教養論 = Educational demands from industry toward universities in the postwar Japan

飯吉弘子著

東信堂, 2008.2

タイトル別名

Educational demands from industry toward universities in the postwar Japan

タイトル読み

センゴ ニホン サンギョウカイ ノ ダイガク キョウイク ヨウキュウ : ケイザイ ダンタイ ノ キョウイク ゲンセツ ト ゲンダイ ノ キョウヨウロン

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注記

博士論文「戦後日本産業界の高等教育改革要望に関する史的研究 : 経済団体教育提言の分析」 (桜美林大学, 2006年授与) をもとに改訂を加えたもの

参考文献: p373-380

年表: 経済団体の教育要望・提言一覧 (2005年6月まで): p390-421

内容説明・目次

内容説明

戦後産業界の大学教育に対する要求は、主要経済団体の提言のみでも200近くに上る。それらを史的・総合的・実証的に分析し、そこにあらわれた教養観、能力観、創造性等の概念を教育学的に整理することを通じ、社会が大学に求める学習成果の内容を具体的に検証・考察した本書は、従来不十分だった産業界・教育界間の建設的な対話を促すと共に、今後の大学のあり方に大きな示唆をもたらす、いま不可欠な労作である。

目次

  • 序章 研究の枠組み
  • 第1章 時代区分および改革要求の背景と概観
  • 第2章 教養概念・教養教育について(1950年代〜)
  • 第3章 能力観と求める能力・人材像(1960年代〜)
  • 第4章 個性化・多様化と国際化(グローバル化)(1970年代〜)
  • 第5章 創造性と創造的人材育成(1980年代〜)
  • 終章 結論—産業界要求の特色・変化とその要因および大学教育の意味
  • 補論1 産学連携と人材育成(1990年代〜)
  • 補論2 一般教育導入と米国型リベラル教育の輪郭

「BOOKデータベース」 より

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