海域アジア史研究入門
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海域アジア史研究入門
岩波書店, 2008.3
- タイトル読み
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カイイキ アジアシ ケンキュウ ニュウモン
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注記
内容: 総説: 海域アジア史のポテンシャル, 第1篇: 通時的パースペクティブ(第I部: 中世〈9世紀-14世紀前半〉(第1章「中国人の海上進出と海上帝国としての中国」-第4章「日本列島と海域世界」), 第II部: 近世前期〈14世紀後半-17世紀初頭〉(第5章「明朝の国際システムと海域世界」-第11章「ヨーロッパ勢力の台頭と日本人のアジア進出」), 第III部: 近世後期〈17世紀中葉-19世紀初頭〉(第12章「経済史から見た近世後期の海域アジア」-第17章「近世から近代へ」)), 第2篇: 各論(第18章「海陸の互市貿易と国家」-第25章「海域アジア史のための東アジア文献史料」), 和・中・韓文文献目録, 欧文文献目録, 編者あとがき, 執筆者一覧
和・中・韓文文献目録: p237-276
欧文文献目録: p277-287
収録内容
- 海域アジア史のポテンシャル / 桃木至朗, 山内晋次, 藤田加代子, 蓮田隆志 [執筆]
- 中国人の海上進出と海上帝国としての中国 / 榎本渉 [執筆]
- モンゴル帝国と海域アジア / 四日市康博 [執筆]
- 宋元代の海域東南アジア / 深見純生 [執筆]
- 日本列島と海域世界 / 山内晋次 [執筆]
- 明朝の国際システムと海域世界 / 岡本弘道 [執筆]
- 琉球王国の形成と展開 / 上里隆史 [執筆]
- 日明の外交と貿易 / 伊藤幸司 [執筆]
- 日朝多元関係の展開 / 関周一 [執筆]
- 倭寇論のゆくえ / 橋本雄, 米谷均 [執筆]
- 「交易の時代」の東・東南アジア / 中島楽章, 桃木至朗 [執筆]
- ヨーロッパ勢力の台頭と日本人のアジア進出 / 岡美穂子 [執筆]
- 経済史から見た近世後期の海域アジア / 藤田加代子 [執筆]
- 近世後期東アジアの通交管理と国際秩序 / 渡辺美季, 杉山清彦 [執筆]
- 蝦夷地と琉球 : 近世日本の2つの口 / 谷本晃久, 深澤秋人 [執筆]
- 東南アジアの「プロト国民国家」形成 / 蓮田隆志 [執筆]
- 18世紀の東南アジアと世界経済 / 太田淳 [執筆]
- 近世から近代へ : 近世後期の世界システム / 秋田茂 [執筆]
- 海陸の互市貿易と国家 : 宋元時代を中心として / 佐藤貴保, 向正樹 [執筆]
- 港市社会論 : 長崎と広州 / 川口洋平, 村尾進 [執筆]
- 貿易陶磁 / 坂井隆 [執筆]
- 海産物交易 : 「竜涎香」をめぐって / 真栄平房昭 [執筆]
- 造船技術 : 列島の木造船,終焉期のけしき / 出口晶子 [執筆]
- 港海神 : 媽祖を中心とする東北アジアの神々 / 藤田明良 [執筆]
- 漂流,漂流記,海難 / 劉序楓 [執筆]
- 海域アジア史のための東アジア文献史料 / 渡辺佳成, 飯岡直子 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
アジア史研究において、各国史からは見えてこない海のネットワークが果たしてきた役割の重要性が説かれて久しい。本書は「海からの視点」をキーワードにより広くアジア全体をとらえ、その「海域アジア史」において、今、どのようなテーマ設定・史料選択が可能であるかをコンパクトに紹介する。待望久しい入門書の誕生。
目次
- 総説 海域アジア史のポテンシャル
- 第1篇 通時的パースペクティブ(中世—9世紀‐14世紀前半(中国人の海上進出と海上帝国としての中国;モンゴル帝国と海域アジア;宋元時代の海域東南アジア;日本列島と海域世界);近世前期—14世紀後半‐17世紀初頭(明朝の国際システムと海域世界;琉球王国の形成と展開;日明の外交と貿易;日朝多元関係の展開;倭冠論のゆくえ;「交易の時代」の東・東南アジア;ヨーロッパ勢力の台頭と日本人のアジア進出);近世後期—17世紀中葉‐19世紀初頭(経済史から見た近世後期の海域アジア;近世後期東アジアの通交管理と国際秩序;蝦夷地と琉球;東南アジアの「プロト国民国家」形成;18世紀の東南アジアと世界経済;近世から近代へ—近世後期の世界システム))
- 第2篇 各論(海陸の互市貿易と国家—宋元時代を中心として;港市社会論—長崎と広州;貿易陶磁;海産物交易—「竜涎船」をめぐって;造船技術—列島の木造船,終焉期のけしき;航海神—媽祖を中心とする東北アジアの神々;漂流,漂流記,海難;海域アジア史のための東アジア文献史料)
「BOOKデータベース」 より