国家と音楽 : 伊澤修二がめざした日本近代

書誌事項

国家と音楽 : 伊澤修二がめざした日本近代

奥中康人著

春秋社, 2008.3

タイトル別名

唱歌と規律 : 近代日本の統治技術としての音楽

国家と音楽 : 伊沢修二がめざした日本近代

タイトル読み

コッカ ト オンガク : イザワ シュウジ ガ メザシタ ニホン キンダイ

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注記

博士論文「唱歌と規律 : 近代日本の統治技術としての音楽」 (大阪大学, 2002年) に基づき, 部分的に改稿したもの

主要参考文献: 巻末p5-15

年譜: 巻末p16-24

内容説明・目次

内容説明

中央集権国家の樹立が急務とされた明治期、なぜ「西洋の音」が必要だったのか。統治技術としての音楽教育のありようを綿密に解析した洋楽受容史の新しい視座。

目次

  • 第1章 鼓手としての伊澤修二—明治維新とドラムのリズム(幕末の軍制改革—ハードとソフトの革新;ドラムが導入されるまで ほか)
  • 第2章 岩倉使節団が聴いた西洋音楽—ナショナリズムを誘発する合唱(岩倉使節団のサウンドスケープ;報告書『特命全権大使米欧回覧実記』 ほか)
  • 第3章 洋学と洋楽—唱歌による社会形成(伊澤修二の洋学事始;大学南校 ほか)
  • 第4章 国語と音楽—文明の「声」の獲得(アメリカ留学;ブリッジウォーター師範学校 ほか)
  • 第5章 徳育思想と唱歌—伊澤修二の近代化構想(帰国;徳育に対する態度 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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