奇想の江戸挿絵
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奇想の江戸挿絵
(集英社新書, ヴィジュアル版 ; 008V)
集英社, 2008.4
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キソウ ノ エド サシエ
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Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
721.8||Ts41110016187
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Note
江戸読本略年表: p198-203
引用および関連文献, 参考文献: p204-206
Description and Table of Contents
Description
北斎をはじめとする江戸の浮世絵師たちにとって、版本の挿絵は重要な仕事であり、そこには、物語作者とのコラボレーション、対決を通じての創造のあくなき追求を見ることができる。北斎・馬琴の『新編水滸画伝』『椿説弓張月』から無名の作者、絵師の作品に至るまで、幽霊や妖怪、異界のものたちが跋扈し、生首が飛び、血がしたたる、残虐とグロテスクに満ちた「奇想」のエネルギーが横溢しており、斬新な技法、表現、意匠の実験が絶えずくりかえされている。本書は、この膨大な版本の世界を渉猟し、新発見の図版などから、現代のマンガ・劇画・アニメにまで流れる日本の線画の伝統の大きな水脈をたどり、その魅力と今日性を浮き彫りにする。
Table of Contents
- はじめに 江戸後期挿絵の魅力
- 第1章 「異界」を描く
- 第2章 「生首」を描く
- 第3章 「幽霊」を描く
- 第4章 「妖怪」を描く
- 第5章 「自然現象」を描く
- 第6章 「爆発」と「光」を描く
- 第7章 デザインとユーモア
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