書誌事項

庶民たちの平安京

繁田信一著

(角川選書, 423)

角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2008.5

タイトル別名

庶民たちの平安京

タイトル読み

ショミン タチ ノ ヘイアンキョウ

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内容説明・目次

内容説明

これまで、貴族の視点からのみ論じられてきた平安京。しかし、人口の大半を占めていたのは、貴族たちに仕える庶民たちである。彼らは貴族の供をして宮廷に出入りし、儀式を見物するばかりでなく、炊事、造酒、機織、あるいは鳥や魚の調達等、さまざまな職掌に励んでいた。なかでも牛飼童は副業で運送業をしていたのだ。当時の記録類を駆使して庶民生活を明らかにし、王朝時代の大都市の実像を初めて描き出す。

目次

  • 序章 王朝都市に暮らす庶民たち
  • 第1章 老人たちの語る庶民の身の上
  • 第2章 雑色錦重任の嘆願
  • 第3章 男女の雑色たちの働く姿
  • 第4章 小屋に住む人々
  • 第5章 庶民たちの声
  • 第6章 酒宴を楽しむ牛飼童たち
  • 第7章 牛飼童小犬丸の妻の抗議
  • 終章 都の治安を乱す王朝貴族家の従者たち

「BOOKデータベース」 より

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