自傷と自殺 : 思春期における予防と介入の手引き
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書誌事項
自傷と自殺 : 思春期における予防と介入の手引き
金剛出版, 2008.4
- タイトル別名
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By their own young hand : deliberate self-harm and suicidal ideas in adolescents
- タイトル読み
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ジショウ ト ジサツ : シシュンキ ニオケル ヨボウ ト カイニュウ ノ テビキ
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注記
文献: p227-245
監訳: 松本俊彦, 河西千秋
内容説明・目次
内容説明
自傷は、わが国においても医療機関のみならず教育機関でも広く見られる現象となっている。本書は、著者らが行った学校をフィールドとする調査から得られた実証的知見にもとづいて、若年者に対する自傷・自殺予防活動のあり方を論じたものである。第1部では青少年の自傷について、学校での調査結果や各国の統計的データからその特徴と定義わ詳細に概観する。実際に自傷におよんだ青少年の臨床的特徴を性差や年齢などさまざまな側面から比較して検討し、援助希求行動とストレス対処法についての論考を加える。第2部で学校や地域における自傷・自殺企図への介入・予防の方法について、各種の援助資源の紹介とともに述べ、心理療法、薬物療法による治療法の実際が語られる。また、セルフヘルプ、電話相談、インターネットの重要性にも触れ、そのデメリットもふまえた活用法が紹介される。巻末には学校関係者向けに作られたガイドラインなども付しており、より実践的に使えるよう工夫がされている。
目次
- 第1部 青少年における自傷の臨床的特徴(青少年の自傷に関する研究;青少年の自傷の特徴、経験率、および周囲への影響;自傷をする青少年の臨床的特徴—一般の青少年とどのような違いがあるのか;青少年の援助希求行動とストレス対処法、およびその自傷との関係)
- 第2部 青少年における自傷の予防と治療(学校における自傷への対応;保健医療サービスと自傷;セルフヘルプ、電話相談、インターネット、メディアと自傷;将来への展望—結語にかえて)
「BOOKデータベース」 より