「移民国家日本」と多文化共生論 : 多文化都市・新宿の深層
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「移民国家日本」と多文化共生論 : 多文化都市・新宿の深層
明石書店, 2008.5
- タイトル別名
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移民国家日本と多文化共生論 : 多文化都市新宿の深層
- タイトル読み
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イミン コッカ ニホン ト タブンカ キョウセイロン : タブンカ トシ シンジュク ノ シンソウ
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注記
参考文献: 章末, p401
多文化共生年表: p386-401
内容説明・目次
内容説明
移民政策は、あらゆる人のテーマである。本書は「国家」の垣根をできる限り低くして「日本人」と「外国人」という二項対立を脱却している地域の深層を浮き彫りにした。「なにじん」であるかという問いかけが重要視される国籍重視の社会ではなく「一人ひとりが違って当たり前」のハイブリッドな社会を支えていく移民政策を模索しているのである。移民政策は他人事ではない。それぞれの生き方が問われているのだ。
目次
- 第1部 多文化共生社会の胎動と歴史的展開(共に生きる街・新宿大久保地区の歴史的変遷;受け継がれていく新住民の街の遺伝子;ディアスポラ接触—地域が日本を超えるとき;韓国人ニューカマーの定住化と課題)
- 第2部 ライフサイクルと多文化共生論(多文化な出産とトランスカルチュラルケア;多文化子育て空間から創出される協働の世界—養育者の文化変容を中心に;新宿区で学びマルティリンガルとなる子どもたち;共に働く街・新宿—トランスカルチュラリズムの形成;共に老後を支えあう—在日外国人高齢者の現状と課題)
- 第3部 トランスカルチュラリズム—地域が日本を超えるとき(ホームレス、社会的排除と社会的包摂—新宿区の温かさと冷たさ;無国籍者との共生;文化のハイブリッド性と多文化意識;問われる国の理念と多文化共生政策)
「BOOKデータベース」 より