訓読みのはなし : 漢字文化圏の中の日本語
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訓読みのはなし : 漢字文化圏の中の日本語
(光文社新書, 352)
光文社, 2008.5
- タイトル読み
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クンヨミ ノ ハナシ : カンジ ブンカケン ノ ナカ ノ ニホンゴ
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内容説明・目次
内容説明
日本人は、日常生活で日本語を当たり前のもののように使っているが、日本語を世界の言語の中に位置づけてみると、かなりユニークな文字を用いていることが分かる。本書では、漢字と日本語が交錯する「訓読み」に焦点を当て、その特徴をあぶりだしてみたい。中国で生まれた漢字を受け入れ、それを固有語である大和言葉で読んだことが、日本での訓読みの始まりである。元々は漢字の読みとして始まったが、様々な外来語を日本語化し、また逆に漢字を外来語で読み、さらに現代では絵文字まで読んだりする現象も含まれるなど、訓読みとはかくも広範囲で深みのある世界なのである。
目次
- 第1章 訓読みの歴史
- 第2章 音読みと訓読み
- 第3章 多彩な訓読み
- 第4章 訓読みの背景
- 第5章 同訓異字のはなし
- 第6章 一字多訓のはなし
- 第7章 漢字政策と訓読み
- 第8章 東アジア世界の訓読み
「BOOKデータベース」 より