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主権のかなたで

鵜飼哲著

岩波書店, 2008.5

タイトル読み

シュケン ノ カナタ デ

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内容説明・目次

内容説明

国民国家や市民社会の「よそ者」として排除され、不安定な生を強いられる人々。排除の根源にある「主権」の論理に対置すべき「歓待」の原理とは何か。排除に抵抗する実践の理路はどのようなものでありうるか。デリダ、サイード、シュミットらのテクストと向き合い、世紀転換期の激動を凝視しつつ、来るべき世界の予兆を探る繊細な思索の記録。

目次

  • 1 歓待の思考(歓待の思考;ある情動の未来—“恥”の歴史性をめぐって;コロニアリズムとモダニティ;市民キャリバン—エルネスト・ルナンの哲学劇をめぐって ほか)
  • 2 抵抗の理路(一九六四年の「少国民」;旗のかなたの回想—日の丸はなぜ「おめでたい」のか;独立を発明すること—コージ・タイラ「琉球独立の新視点」を読む;九月一一日の「結び目」 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA85987034
  • ISBN
    • 9784000234481
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vii, 349p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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