かなづかい入門 : 歴史的仮名遣vs現代仮名遣
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かなづかい入門 : 歴史的仮名遣vs現代仮名遣
(平凡社新書, 426)
平凡社, 2008.6
- タイトル読み
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カナズカイ ニュウモン : レキシテキ カナズカイ vs ゲンダイ カナズカイ
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注記
参考文献: p214-216
内容説明・目次
内容説明
旧かな愛好者たちが言うように、いまや定着した「現代仮名遣」は日本語の伝統を破壊する蛮行なのか?けれども、定家にはじまり、契沖が大きくすすめた「仮名遣」の歴史をふりかえってみれば、貫之だって空海だって、紫式部の兼好も西鶴も、「歴史的仮名遣」で書いているわけではない。「仮名遣」は表記の規則—あたりまえの立場から「かなづかひ」をめぐる誤解と幻想のもやをはらう。
目次
- 第1章 仮名遣以前—日本語の音とその表記の歴史
- 第2章 生みの親は定家—仮名遣の誕生
- 第3章 学問的根拠は絶対か—定家仮名遣の論理
- 第4章 いにしえびととの交感—契沖仮名遣の世界
- 第5章 悪魔の規範—歴史的仮名遣の非実用性
- 第6章 残された課題—現代仮名遣解説
- 第7章 伝統を捏造するな—文化人たちのノスタルジー
- 第8章 新仮名遣で古典を書く—表記の規則だから
「BOOKデータベース」 より