Bibliographic Information

「難死」の思想

小田実著

(岩波現代文庫, 社会 ; 168)

岩波書店, 2008.6

Other Title

難死の思想

Title Transcription

ナンシ ノ シソウ

Available at  / 125 libraries

Note

同時代ライブラリー 1991年12月の再刊

Description and Table of Contents

Description

空襲の焼け跡で見た虫ケラのような死=「難死」は、国家のための美しい「散華」などでは決してなかった。「公」のために殺し・殺されることなく、「私」を生き抜くにはどうしたらよいのか。敗戦の日をめぐって、三島由紀夫の割腹自殺をめぐって、空爆にさらされるベトナムや、アメリカ脱走兵をめぐって…。思索し行動する作家が、人間そのものへの深い洞察にもとづき記す平和論。

Table of Contents

  • 「難死」の思想
  • 平和の倫理と論理
  • 人間・ある個人的考察
  • デモ行進とピラミッド
  • 彼の死の意味
  • 「生きつづける」ということ
  • 「殺すな」から

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Details

  • NCID
    BA8623983X
  • ISBN
    • 9784006031688
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    iv, 318p
  • Size
    15cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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