学校身体の管理技術 : 規律訓練から環境管理へ
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学校身体の管理技術 : 規律訓練から環境管理へ
春風社, 2008.7
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ガッコウ シンタイ ノ カンリ ギジュツ : キリツ クンレン カラ カンキョウ カンリ エ
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文献一覧: p204-213
Description and Table of Contents
Description
生徒の自由か、社会の秩序か。学級崩壊、いじめ、犯罪、有害情報を管理すべく情報技術の要塞と化す学校。なぜ道徳教育は失効し監視技術が台頭したのか。社会の成熟化に応じた教育の変容とは。フーコー、ドゥルーズ、レッシグなどを援用しつつ教育問題を検討する。
Table of Contents
- プロ・ロゴス—「大きな物語」の終焉と子どもの変容
- 1 学校身体と子どもの変容—役割ゲームから欲望ゲームへの移行(教育関係のタイプと移行;「生徒らしさ」という物語—役割ゲーム;「生徒らしさ」と「自分らしさ」の分水嶺—「有人」と「無人」;「自分らしさ」という物語の構築)
- 2 学校身体と管理技術の変容—規律型権力からコントロール型権力への移行(管理技術の三つのタイプ;パノプティコンと規律型管理技術—“私”による“身体”の疎外;規律型管理技術の強化装置としてのカウンセリング—“私”の純化と“身体”の縮小化;“超パノプティコン”と環境管理型社会の到来—“身体”による“私”の疎外)
- 3 高度情報消費社会と学校の変容(学校学習の時間‐空間的拡張—学校から生涯学習へ;生徒評価の変容—偏差値から内申書へ;学校カウンセリングの変容—問題行動の指導から問題傾向の予防へ;学校不適応生徒への対応の変容—躾から脳障害へ;コミュニケーション型権力への捕獲—監禁施設から開放施設へ;インターネットによる学校および教育関係の変容—安心から信頼へ;監視社会の寵児としての地域安全マップ—その解読法)
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