湯川秀樹とアインシュタイン : 戦争と科学の世紀を生きた科学者の平和思想
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湯川秀樹とアインシュタイン : 戦争と科学の世紀を生きた科学者の平和思想
岩波書店, 2008.7
- タイトル読み
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ユカワ ヒデキ ト アインシュタイン : センソウ ト カガク ノ セイキ オ イキタ カガクシャ ノ ヘイワ シソウ
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注記
湯川論考(科学・平和)略年譜と出典索引: 巻末p1-2
参考文献: 巻末p3-8
内容説明・目次
内容説明
核兵器廃絶と日本国憲法への痛切な思い、世界連邦と恒久平和に向けたヴィジョン。20世紀科学革命と世界戦争の時代を生きた科学者たちの、平和の理念構築に向けた懸命の歩みを、光と影の両面から再現する。
目次
- 核時代と人類の転機
- 1 二〇世紀「科学革命」のなかのアインシュタインと湯川(アインシュタインと湯川との出会い;二〇世紀「科学革命」のなかのアインシュタインと湯川)
- 2 湯川思想(科学・平和)の形成とその背景(ニコライ‐アインシュタイン宣言;ニコライ著『戦争の生物学』をめぐって;戦時下の湯川;湯川思想(科学・平和)の原点)
- 3 科学者の平和思想と現代(第二次大戦後のアインシュタインと湯川;ラッセル‐アインシュタイン宣言;パグウォッシュ会議、科学者京都会議—「核時代を超えて」;世界連邦運動と日本国憲法;「天は自らを助くる者を助く」—湯川、二一世紀へのメッセージ)
- 対話・今後の「湯川研究」のために(湯川における科学と哲学;戦争と湯川;語られざる「原罪」体験?原爆研究への協力について;科学と人間性をめぐって;世界連邦の実現可能性について;知識人としての科学者;湯川の時代の大学と今日の大学;補遺・湯川と坂田、武谷の哲学—唯物弁証法をめぐって)
- 補論 湯川思想(科学・平和)の位置(場と実在—量子論的世界像;湯川博士の物理学)
「BOOKデータベース」 より