昭和史の逆説
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昭和史の逆説
(新潮新書, 271)
新潮社, 2008.7
- タイトル読み
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ショウワシ ノ ギャクセツ
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注記
参考文献: p204-207
内容説明・目次
内容説明
昭和史は逆説の連続である。希望はいつの間にか絶望へと変わる。夢と思えたものが悪夢に転ずる。平和を求めたはずが戦争になり、民主主義の先にファシズムが生まれる。一筋縄では進まない歴史の奔流のなかで、国民は何を望み、政治家はどのような判断を下していったのか?田中義一、浜口雄幸、広田弘毅、近衛文麿など、昭和史の主人公たちの視点に立って、「かくも現代に似た時代」の実相を鮮やかに描き出す。
目次
- 第1章 山東出兵は、国際協調が目的だった
- 第2章 軍の暴走は協調外交と政党政治が抑えていた
- 第3章 松岡洋右は国際連盟脱退に反対していた
- 第4章 国民は“昭和デモクラシー”の発展に賭けた
- 第5章 戦争を支持したのは労働者、農民、女性だった
- 第6章 アメリカとの戦争は避けることができた
- 第7章 降伏は原爆投下やソ連参戦の前に決まっていた
「BOOKデータベース」 より