見知らぬ場所
著者
書誌事項
見知らぬ場所
(新潮クレスト・ブックス)
新潮社, 2008.8
- タイトル別名
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Unaccustomed earth
- タイトル読み
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ミシラヌ バショ
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収録内容
- 見知らぬ場所 = Unaccustomed earth
- 地獄/天国 = Hell-heaven
- 今夜の泊まり = A choice of accommodations
- よいところだけ = Only goodness
- 関係ないこと = Nobody's business
- 一生に一度 = Once in a lifetime
- 年の暮れ = Year's end
- 陸地へ = Going ashore
内容説明・目次
内容説明
母を亡くしたのち、旅先から絵葉書をよこすようになった父。仄見える恋人の姿。ひとつ家族だった父娘が、それぞれの人生を歩みだす切なさ(「見知らぬ場所」)。母が「叔父」に寄せていた激しい思いとその幕切れ(「地獄/天国」)。道を逸れてゆく弟への、姉の失望と愛惜(「よいところだけ」)。子ども時代をともにすごし、やがて遠のき、ふたたび巡りあった二人。その三十年を三つの短篇に巧みに切り取り、大長篇のような余韻を残す初の連作「ヘーマとカウシク」。—名手ラヒリがさまざまな愛を描いて、深さ鮮やかさの極まる、最新短篇集。フランク・オコナー国際短篇賞受賞作。
「BOOKデータベース」 より