雲の理論 : 絵画史への試論
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書誌事項
雲の理論 : 絵画史への試論
(叢書・ウニベルシタス, 896)
法政大学出版局, 2008.9
- タイトル別名
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Théorie du nuage : pour une histoire de la peinture
- タイトル読み
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クモ ノ リロン : カイガシ エノ シロン
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注記
原著 (Paris : Éditions du Seuil, c1972) の全訳
内容説明・目次
内容説明
中世から19世紀末に至るまで「雲」は西欧絵画の空にとりつき、描写のモティーフというより絵画記号論の一要素として多義的な役割を演じてきた。「雲」という一連の記号表現の機能を、絵画史の観点から明らかにする。
目次
- 1 記号と徴候(円蓋;指標 ほか)
- 2 記号と表象再現(イコノミュスティカ;表象再現の二様態 ほか)
- 3 統辞論的空間(読解の問題;表象再現の文字言語 ほか)
- 4 連続体の様々な力(「様式」と理論;天と地と ほか)
- 5 我が船の帆の素白なる悩み(雲への奉仕;息の神聖文字 ほか)
「BOOKデータベース」 より