愛と認識との出発
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愛と認識との出発
(岩波文庫, 緑(31)-067-3)
岩波書店, 2008.10
- タイトル読み
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アイ ト ニンシキ トノ シュッパツ
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注記
『愛と認識との出発』 (岩波書店, 1940.2刊, 第31刷) を底本としたもの
内容説明・目次
内容説明
善とは何か、真理とは何か、友情とは何か、恋愛とは何か、信仰とは何か—。自分自身が考え抜いたプロセスをそのままに記した著者20代の論考17篇を収録。刊行されるや、大正‐昭和の旧制高校生の間で「伝説的」愛読書となった。『出家とその弟子』とともに倉田百三(1891‐1943)の代表的著作。
目次
- 憧憬—三之助の手紙
- 生命の認識的努力
- 異性の内に自己を見出さんとする心
- 自然児として生きよ—Y君にあたう
- 恋を失うたものの歩む道—愛と認識との出発
- 隣人としての愛
- 隠遁の心持について
- 愛の二つの機能
- 過失—お絹さんへの手紙
- 善くなろうとする祈り
- 他人に働きかける心持の根拠について
- 本道と外道
- 地上の男女—純潔なる青年に贈る
- 文壇への批難
- 人と人との従属
- 「出家とその弟子」の上演について
- 千手観音の画像を見て
「BOOKデータベース」 より