書誌事項

フンボルト : 地球学の開祖

ダグラス・ボッティング著 ; 西川治, 前田伸人訳

東洋書林, 2008.10

タイトル別名

Humboldt and the cosmos

タイトル読み

フンボルト : チキュウガク ノ カイソ

大学図書館所蔵 件 / 177

この図書・雑誌をさがす

注記

原著 (Harper & Row, 1973) の翻訳

フンボルト関係人名小辞典: 巻末p14-46, フンボルト関係事項小辞典: p47-49, 年譜: 巻末p50-59, 著作和訳名と原語名: 巻末p60-62

内容説明・目次

内容説明

30代で南北アメリカ大陸(とりわけ、人跡未踏のベネズエラ、コロンビア、ペールの高山地域)を探検し、60代でシベリアや中央アジアを探検したフンボルトは、地質学から自然地理学、動物学、植物学にいたるまで、あらゆる学問分野に影響を及ぼし、気象学や海洋学、植物生態学など、その後の近代科学の生みの親となり、さらには国境を越えた科学者の組織化や情報交換、広範囲に及ぶ地磁気共同観測の実現に奔走し、後進の育成にも尽力した。ゲーテやフリードリヒ・ガウスと親交を保ち、チャールズ・ダーウィンをして「フンボルトの著書を読んで」自分の人生の方向が決まったと言わしめるほどの影響を与えた。この巨大な地球人の生涯をあまねく描写。

目次

  • 小さな薬師
  • 金鉱技師
  • ゲーテと動物電気
  • 愛情の果てに
  • 探検家のさまざまな挫折
  • アランフェスの宮廷(離宮)で
  • 大いなる旅立ち
  • 熱帯世界
  • リャノス
  • 大瀑布を越えて〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ