書記言語としての「日本語」の誕生 : その存在を問い直す
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書記言語としての「日本語」の誕生 : その存在を問い直す
笠間書院, 2008.11
- タイトル別名
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書記言語としての日本語の誕生 : その存在を問い直す
- タイトル読み
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ショキ ゲンゴ トシテノ ニホンゴ ノ タンジョウ : ソノ ソンザイ オ トイナオス
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注記
言及した文献: p305-312
内容説明・目次
内容説明
国家語として、全国に普及したと私たちが認識している「日本語」の実体を明らかにし、新たな日本語観を提示する。『日本語とはどういうものなのか?』という大きな問いに誠実に向き合う書。
目次
- 本書の概要と前提
- 第1部 「日本語」以前の日本語(文字の獲得と書記言語の成立;平安和文の口頭言語的性格の検証(文同士の関係表示と文という単位の曖昧性;和文に現れる従属節の特徴))
- 第2部 「日本語」という名の標準語の誕生(言文一致と「日本語」の誕生;「日本語」の書記言語的特徴;「日本語」というイリュージョン)
- 第3部 文字獲得に伴うもうひとつの虚構の誕生—「定家仮名遣い」の実態と意義(定家仮名遣いの位置づけ;定家仮名遣いによらない表記—舞の本の調査から;定家仮名遣いの社会的意義)
- イリュージョンとしての「日本語」
「BOOKデータベース」 より