民衆の大英帝国 : 近世イギリス社会とアメリカ移民

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民衆の大英帝国 : 近世イギリス社会とアメリカ移民

川北稔著

(岩波現代文庫, 学術 ; 204)

岩波書店, 2008.11

タイトル読み

ミンシュウ ノ ダイエイ テイコク : キンセイ イギリス シャカイ ト アメリカ イミン

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注記

1990年9月岩波書店より刊行されたもの

内容説明・目次

内容説明

一七・一八世紀イギリス社会の貧民層にとって、帝国の形成は何を意味したか。落魄し年季奉公の契約をして海を渡った者、兵士、流刑者、農民。植民地アメリカの基盤を造った彼らの出自と体験から、大西洋へと送り出した社会の実像が浮かび上がる。史料を駆使し、人の行き来の側面から大英帝国の姿をヴィヴィッドに描く「帝国」の社会史。

目次

  • 序 近世イギリス民衆にとって、帝国とは何だったのか
  • 1 自発的に年季奉公人となってアメリカに渡った人びと
  • 2 イギリス近世社会と通過儀礼としてのサーヴァント
  • 3 強制されてアメリカに渡った移民たち
  • 4 海軍兵士リクルートの問題—「板子一枚の世界」
  • 5 囲い込みと移民—帝国を形成する農民たち

「BOOKデータベース」 より

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