書誌事項

破戒と男色の仏教史

松尾剛次著

(平凡社新書, 441)

平凡社, 2008.11

タイトル別名

破戒と男色の仏教史

タイトル読み

ハカイ ト ナンショク ノ ブッキョウシ

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注記

参考文献: p204-207

内容説明・目次

内容説明

厳しい戒律があるにもかかわらず、いつしか日本仏教界にできあがっていた「男色」文化。稚児をめぐって争い、失っては悲しみにくれ、「持戒」を誓っては、何度も破る—。荒れはてた仏教界に、やがて「戒律復興」の声とともに新たな仏教を生みだす人々が現われる。戒と僧侶の身体論から見た苦悩と変革の日本仏教史。

目次

  • 第1章 持戒をめざした古代(なぜ戒律が必要となったのか;待たれていた鑑真と国立戒壇;延暦寺戒壇の成立;戒をめぐる“現状”)
  • 第2章 破戒と男色の中世(守れなかった戒—宗性の場合;僧侶の間に広がった男色)
  • 第3章 破戒と持戒のはざまで(中世日本に興った“宗教改革”;女性と成仏;戒律の復興を人々に広める;延暦寺系の戒律復興と親鸞)
  • 第4章 近世以後の戒律復興

「BOOKデータベース」 より

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