書誌事項

只野真葛

関民子著

(人物叢書 / 日本歴史学会編集, [通巻255])

吉川弘文館, 2008.12

  • : 新装版

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タダノ マクズ

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注記

関係略系図: p266-267

略年譜: p268-280

参考文献: p281-283

シリーズ番号はジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

江戸後期の女性思想家。江戸築地の生家は、父工藤平助の下に当代の蘭学者たちが集い、世界情勢を物語る特異な場であった。女の手本を志し、経世済民を問い続け、やがて社会を批判し女性の闘争を宣言した『独考』を著す。工藤家の“廃絶”や出版を託した曲亭馬琴との絶交など、遠く仙台の地で失意の内に終えた生涯を通じ、江戸時代の女性像に変革を迫る。

目次

  • 第1 只野真葛の系譜—祖父母たち
  • 第2 築地の家
  • 第3 奥女中奉公
  • 第4 工藤家の転変とあや子
  • 第5 数寄屋町の家で
  • 第6 再婚へ
  • 第7 仙台のあや子—はじめの三年
  • 第8 『独考』への助走
  • 第9 『独考』
  • 第10 馬琴と真葛

「BOOKデータベース」 より

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  • 人物叢書

    日本歴史学会編集

    吉川弘文館 1985.6- 新装版

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