拾玉集
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上911.108:W17:58,911.108:W17:58ア0010995769,
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注記
監修: 久保田淳
底本: 国立歴史民俗博物館蔵高松宮本
月報あり
参考文献: 下p301-304
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784625424038
内容説明
「おほけなく憂き世の民におほふかなわが立つ杣に墨染の袖」—摂関家に生まれながら早くから山門、比叡山に入り、孤独な修行の裡で自己の心を凝視しつつ、鎮護国家を標榜する天台宗の頂点に立った慈円。「大様は西行がふりなり」と後鳥羽院が評したその和歌は、史論『愚管抄』と共に、中世初期の思想的巨人である彼の信仰とそれを支える世界観、国政への思いなどを探るための宝庫である。広本『拾玉集』五八〇〇首に初めて加えられた詳注により、今その扉は開かれようとする。
目次
- 本文
- 補注
- 解説
- 巻冊次
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下 ISBN 9784625424069
内容説明
広本『拾玉集』全五冊のうち、百首歌の集成である第一〜第三冊を収めた(上)に続き、歌会の詠草・贈答歌・独詠歌を中心とする第四・第五冊を収める。西行や源頼朝らとの交流など、政治的存在でもあった慈円の多彩な人間関係が知られるのはもとより、彼のなまの声を聞く感のある歌も少なくない。中世の偉大な思想家の精神史ともいうべき詠歌群に初めて詳注を加えた。
「BOOKデータベース」 より