「介護小説」の風景 : 高齢社会と文学
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書誌事項
「介護小説」の風景 : 高齢社会と文学
森話社, 2008.11
- タイトル別名
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介護小説の風景 : 高齢社会と文学
- タイトル読み
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カイゴ ショウセツ ノ フウケイ : コウレイ シャカイ ト ブンガク
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注記
参考文献あり
収録内容
- 「記憶」を書く男たち : 青山光二と耕治人の老老介護小説 / 佐々木亜紀子 [著]
- 介護するのは何のため? : 家族介護の動機付けをめぐって / 山口比砂 [著]
- 高齢社会の「解釈」を変える : 有吉佐和子『恍惚の人』と「現実」の演出 / 米村みゆき [著]
- 管理される「老い」/監視される「主婦」 : 一九六〇年代『瘋癲老人日記』が語る介護 / 杉田智美 [著]
- 介護と「反介護」の風景 : されたくない「私」からの解放を求めて / 古川裕佳 [著]
- どこで暮らすか?誰と暮らすか? : 高齢者の性愛と「介護小説」の可能性 / 光石亜由美 [著]
内容説明・目次
内容説明
文学は介護をどのように描いてきたのか?そこに描かれた介護は、現代の私たちに何をなげかけるのか?『恍惚の人』『厭がらせの年齢』『瘋癲老人日記』『博士の愛した数式』など近現代小説に内在する高齢者介護の問題に焦点をあて、「老い」を否定的にとらえる心性からの脱却の可能性を探る。
目次
- 第1章 “記憶”を書く男たち—青山光二と耕治人の老老介護小説
- 第2章 介護するのは何のため?—家族介護の動機付けをめぐって
- 第3章 高齢社会の「解釈」を変える—有吉佐和子『恍惚の人』と“現実”の演出
- 第4章 管理される「老い」/監視される「主婦」—一九六〇年代『瘋癲老人日記』が語る介護
- 第5章 介護と“反介護”の風景—されたくない「私」からの解放を求めて
- 第6章 どこで暮らすか?誰と暮らすか?—高齢者の性愛と“介護小説”の可能性
「BOOKデータベース」 より