表現の自由 : その公共性ともろさについて
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表現の自由 : その公共性ともろさについて
岩波書店, 2008.12
- タイトル読み
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ヒョウゲン ノ ジユウ : ソノ コウキョウセイ ト モロサ ニツイテ
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内容説明・目次
内容説明
本来、私的な自由である「表現の自由」が、民主政にとって必要不可欠とされるのはなぜなのか。アレント、ハーバーマス、ロールズらの読解を通じて、表現の自由の意義について鋭い考察を加える。また、「萎縮効果論」に着目しながら、アメリカとドイツの判例を詳細に分析、「表現の自由論」の再構築を試みる。
目次
- 第1章 自由な世論形成と民主主義—公共圏における理性
- 第2章 市民的自由は憲法学の基礎概念か
- 第3章 市民社会における法の役割(の限界)
- 第4章 結社の自由、または「ウォーレン・コート」の終焉と誕生
- 第5章 アメリカの表現の自由判例における萎縮効果論—ウォーレン・コートからバーガー・コートへ
- 第6章 ドイツの表現の自由判例における萎縮効果論
- 第7章 立川反戦ビラ訴訟高裁・最高裁判決への批判
「BOOKデータベース」 より