ミュージアムと記憶 : 知識の集積/展示の構造学
著者
書誌事項
ミュージアムと記憶 : 知識の集積/展示の構造学
ありな書房, 2009.1
- タイトル別名
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Museums and memory
ミュージアムと記憶 : 知識の集積展示の構造学
- タイトル読み
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ミュージアム ト キオク : チシキ ノ シュウセキ/テンジ ノ コウゾウガク
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注記
原著 (Stanford University Press, c2000) の全訳
監訳: 伊藤博明
内容説明・目次
内容説明
個的存在/記憶と集合的存在/歴史が交差し相互に作用しあうサイトとして、歴史学、人類学、美術史、ミュージアム学などのさまざまなジャンルの表象を視野に入れ、ルネサンスから現代まで、日本/中国からヨーロッパまで、時と場所を自在に越境/横断しながらポスト・ミュージアムの構造を解き明かす。
目次
- 1 序論 ミュージアムと記憶について(ミュージアムを通して考える;ミュージアム学の原・集積・組織構造;あるミュージアムとその記憶—歴史を回復する技/技;珍品奇物の陳列室と想像のミュージアム)
- 2 ミュージアムの中の記憶(歴史と反歴史—写真展と日本のナショナル・アイデンティティ;記憶の現実化、歴史の変容化—ユーロ/アメリカン/インディアンズ;グローバル・カルチャー、そして近代の文化遺産—中国の故宮コレクションを再・意識化する)
- 3 蒐集家と制度(近代のムーサたち—ルネサンスの蒐集活動と想起熱;ドイツのミュージアムにおける古代派と近代派の論争;ミュージアムの美術をめぐる言説—世紀転換期のベルリンにおけるキュレイター的美術史の形成)
- 附論 ジェフリー・ソナベンド『オブリセンス—忘却の理論と物質の問題』
「BOOKデータベース」 より