紀貫之 : あるかなきかの世にこそありけれ
著者
書誌事項
紀貫之 : あるかなきかの世にこそありけれ
(ミネルヴァ日本評伝選)
ミネルヴァ書房, 2009.1
- タイトル読み
-
キノ ツラユキ : アルカ ナキカ ノ ヨ ニ コソ アリケレ
大学図書館所蔵 件 / 全235件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献・読書案内: p325-333
紀貫之略年譜: p343-346
内容説明・目次
内容説明
紀貫之(きのつらゆき、八七二頃〜九四六)平安期の歌人。『古今和歌集』編纂や『土佐日記』執筆で知られ、また膨大な和歌を『貫之集』として残す平安歌人、紀貫之。本書では、貫之の言葉を読み込むことにより、その多彩なフィクションの問題を明らかにする。フィクションとしての屏風歌、フィクションとしての歌・物語、フィクションとしての日本語、そしてフィクションとしての人生…。
目次
- 第1章 『古今和歌集』仮名序—あまりに普遍的な和歌観
- 第2章 『貫之集』—はじめに屏風歌あり
- 第3章 『貫之集』—恋歌・雑歌の世界
- 第4章 『貫之集』—土佐守以降の歌風
- 第5章 貫之の『伊勢物語』体験
- 第6章 『土佐日記』—言葉と死
- 第7章 仮名表記の思想
- 終章 『新撰和歌集』漢文序—本音としての漢文
「BOOKデータベース」 より