大統領任命の政治学 : 政治任用の実態と行政への影響

書誌事項

大統領任命の政治学 : 政治任用の実態と行政への影響

デイヴィッド・ルイス著 ; 浅尾久美子訳

ミネルヴァ書房, 2009.1

タイトル別名

The politics of presidential appointments : political control and bureaucratic performance

タイトル読み

ダイトウリョウ ニンメイ ノ セイジガク : セイジ ニンヨウ ノ ジッタイ ト ギョウセイ エノ エイキョウ

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注記

監訳: 稲継裕昭

原著 (Princeton University Press, c2008) の全訳

参考文献: p305-324

内容説明・目次

内容説明

アメリカにおいては、大統領に任用された多数の政治任用者が政府の中枢を占めている。大惨事となったハリケーン・カトリーナの際の対応など、政治任用が政府の政策遂行能力を下げている可能性についてはマスメディアや識者により指摘されてきたが、政治任用の実態を詳細に分析した研究はこれまで見あたらなかった。本書では、政治任用が多用されるメカニズムと政治任用が政府のパフォーマンスに与える影響について、豊富なデータと具体的な事例を用いて分析し、多用される政治任用に警鐘を鳴らす。2008年APSAハーバート・サイモン賞受賞図書、待望の刊行。

目次

  • 第1章 「政治化」(Politicization)の理論と実際
  • 第2章 近代公務員制度の特質と歴史
  • 第3章 なぜ、いつ、どこで政治化が進められるのか
  • 第4章 データで見る政治任用のパターン
  • 第5章 定量分析で迫る政治任用の実態
  • 第6章 パフォーマンスへの影響1—連邦危機管理庁のケース
  • 第7章 パフォーマンスへの影響2—政府全体ではどうか?
  • 第8章 政治任用の教訓から学ぶ

「BOOKデータベース」 より

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